粉菓子のこと7 ペクソルギとシルトック

韓国の「白雪糕」ペクソルギ。写真は豆入りバージョン。
粉を枠などに詰めて蒸す。甑は土器、瓦製だったとのこと。
日本の「白雪糕」よりは、しっかりと蒸すようだが、
砂糖の配合が少ないために、どろりとならず、もっちり蒸しあがる。

この粉の間に薄甘く煮た小豆を敷いて重ねていくと、シルトックに。
ハレの日には欠かせない菓子のようだ。
シルトックは、鹿児島などにみられる高麗餅(これもち)と同じかと。
朝鮮から連れてこられた陶工たちの建てた神社のお供えはシルトックと思われる。
上の菓子は2点とも東京の新大久保界隈のお店にて。


『いとおかし』の「生じめ・白雪糕・ペクソルギ」
「シルトックとペクソルギの試作」もご覧ください。

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