白雪糕その5 谷地の「白雪粉」

1855年初版刊行の『東講商人鑑(あづまこうあきんどかがみ)』の
羽州村山郡谷地に竹屋という「御菓子白雪所」を確認できる。
私の持っている復刻版には載っていないが、
神戸大学付属図書館所蔵版には掲載がある。
ありがたいことに、同図書館のサイトで、該当ページ
拡大画像で見ることができる。


白雪は「はくせつこ」と読んだのだろうか?
現在、主に西日本で落雁のようなものを「ハクセッコ」
「ハクセンコ」など、土地によって微妙に違った呼び名が残る。
広まるにつれて、その土地で呼びやすい言葉に変化していったのだろうか。

コメント

人気の投稿