弥彦の玉兎

弥彦の神様の御使いは兎だという。
参道の土産物屋には、「玉兎(たまうさぎ)」が並ぶ。
祭礼の時には、お供物のひとつとして供えられるという。

「玉兎」、月の兎は縦杵を持っており、中国では、穀物や薬を
粉にすることも含めるようだが、日本では、もっぱら餅搗き
であるため、日本の玉兎は横杵を持つこともある。

「玉兎(ぎょくと)」といえば、「金烏(きんう)」。
月=兎に対する、太陽=烏、または鳥。
弥彦が兎だとしたら、鳥はどこか?とすれば出雲に違いない。

弥彦の神紋は「丸に大」。
初めて見たときは、なぜ?と思ったが、出雲のほうでは、
この「大」がよく使われていることで納得したことがある。

出雲と越後出雲崎は、海流によってもつながっているという。
出雲の美保神社の祭礼のお供物は大変興味深い。

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