豆しとぎ

東北の郷土菓子は、どれも奥深く興味がつきない。
素材が生かされ、その土地の人たちの生活を感じられるような
ものばかりで、また、菓子の歴史の証言者のようでもある。
岩手の「豆しとぎ」も、米が充分でない生活の中から
生まれた食文化だと思われるが、今となっては、
食に対する感性の豊さを感じてしまう。
現在、店売りのものには砂糖も入り、そのままでもおいしい。
「しだみすっとぎ」(どんぐりのしとぎ)も、今だ健在とうかがった。

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