ちんころが歴史民俗博物館の常設に

十日町の「ちんころ」が、千葉県佐倉市にある
国立民俗博物館の常設展示に選ばれたとのこと。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/31564.html

こうした民間でつくり、売られてきた縁起物が博物館に
展示されるのは、うれしいこと。
新潟日報の記事を見ると、写真も載っている。
見ると、「馬のり」のような「ちんころ」があるのが気になる。
昔の「千之助」の「馬のり」に、一見似ているからだ。
しかし、色の付け方など、明らかに最近の作風だ。
もともと、それぞれの家庭でつくられたものだから、
定番はあるが、それぞれ特徴があるのは、手づくりならでは。

一時期、先細りを心配した「ちんころ」だが、現在こうして
新しい担い手もいて、心強い。博物館入りも達成して、
「ちんころ」は今までとは違う、新しい局面へ?そして
人気のキャラクターへ育つのかもしれない。
なにしろ、可愛い。そして背景には意味深い民俗文化がある。

すでに「ちんころ」を商店街のキャラクターにしている
十日町駅通り商店街の方々にも頑張っていただきたい。

「千之助」については、2007年に、ホームページの方の
「かわら版」Vol.10「ちんころについて」で詳しく掲載済み。

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