越後長岡城下年中行事 彼岸(春)

彼岸
二月忠節(節分)四日前に入りて七日の間なり。
日は世界の注意王を廻る故、東の正中より出て
西の正中に入り、晝(昼)夜等分なり。
佛説に東を此岸といへ、西を彼岸といふ。日月の入り給ふ方を彼岸といふて、諸天神も善根を為し給へば、人間も佛事執行、寺々にて説法をなして善を勸る。故諸人参詣す。
反町本『懐旧歳記』より

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