越後長岡年中行事 懐旧歳記

『懐旧歳記』は、幕末の長岡藩士である小川当知によって記録された、貴重な長岡の資料。戊辰戦争で失われた城下への思いが感じられる。
「餅花」(舞玉とも繭玉とも)や「削りかけ」など年中行事、社寺の祭りなどについても、絵入りで描かれているなど、私にとって、非常に参考になる資料。 写真は反町茂雄の校訂本。

また、長岡市双書には、西蒲原の巻町(現新潟市)にある槇神明宮の宮司家所蔵の写本の翻刻がある。
長岡市双書No.44「長岡城之面影 長岡城下年中行事」(絶版)


こちらの餅花・削りかけの描かれた様子は槇神明宮の宮司久我正久氏の許可を得て、
「餅花からお炒りへ」のページに掲載させていただいた。

『懐旧歳記』に記録のある年中行事の中から、菓子に関連のあるものを拾って、気づいたことなど、整理していきたい。反町本の『懐旧歳記』の画像の著作権がどこにあるのかわからないので、当面絵図はなしで。

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