「ふきよせ」その5 「唐棗」
『古今名物御前菓子図式』1760年の干菓子の類に
「唐棗」という菓子が載っている。
「これは砂糖液一升(1.8リットル)を四号(0.72リットル)に煮詰め、
その蜜を左記(軽焼き)の種にからませ、さらに白砂糖を振り掛けて
乾かす。赤くする方は紅で染める。(軽焼き)種は、上質の糯米を
一粒選りにして水で洗い、夏ならば七日、冬ならば十二、三日ほど
水に漬けておいてから餅につき、それを大きな霰ほどに切り、
一日干してから鍋に入れて煎り、火が通ってふくれたものを使う。
「ふきよせ」と類似の製法だと思われる。
「唐棗」という菓子が載っている。
「これは砂糖液一升(1.8リットル)を四号(0.72リットル)に煮詰め、
その蜜を左記(軽焼き)の種にからませ、さらに白砂糖を振り掛けて
乾かす。赤くする方は紅で染める。(軽焼き)種は、上質の糯米を
一粒選りにして水で洗い、夏ならば七日、冬ならば十二、三日ほど
水に漬けておいてから餅につき、それを大きな霰ほどに切り、
一日干してから鍋に入れて煎り、火が通ってふくれたものを使う。
「ふきよせ」と類似の製法だと思われる。
コメント
コメントを投稿