長岡千手観音星祭(節分)

長岡千手観音千蔵院の星祭は1月23日から12日間祈祷が続き、
節分が結願日。その日に伺ってみた。

本尊の千手観音さまには、紅白の鏡餅のほかに、
調理された品々が並んだお膳も供えられていた。

そして、間近で見たかった「三十六離という星の一群」を表すという、
紅白の鏡餅が吊るされた堂内。
このお餅は1つが人の頭より大きくて、立派。糸で吊るされている。
参拝者は、護摩壇に配された星をめぐるようにして、お参りができる。
弥彦神社の古い記録に、餅花を星に見立てて飾る絵図がある。
紅白の御鏡餅が「日」「月」で、餅花が「星」。

また、江戸の手仕事をお教えくださった、故・エキグチクニオさんに
『うなゐの友』に、「愛宕まゆ玉」の絵があることを教えていただいて以来、
御幣のような「まゆ玉」に、とても惹きつけられるものがあった。
エキグチ氏蔵書のコピーを撮影したため、色が・・・。
その後、二十八宿を表すのではないか?とも感じていたが、
そのヒントとなる餅飾りが、意外にも、自分が子どもの頃から親しんだ寺院に
あることを知り、灯台元暗しの感があった。


本尊の千手観音さまには、紅白の鏡餅のほかに、
調理された品々が並んだお膳も供えられていたり。
護摩壇に配されたお供物は、水の入った皿、お香、ご飯などを縦に積んで、
ろうそくを真ん中に立ててあり、小さなタワーのようになっている。


さて、この日は、祈祷を願う方にだろうか、大ぶりのお供物(おみごく)が
授与されるようだ。波の上、俵に乗った大黒さまの小判型のおみごくだ。
境内で、お持ちの方に写真を撮らせていただいた。黄色は珍しい。
越乃雪本舗大和屋さん製のおみごく。

夕方5時、鬼が登場した後、豆撒きがあった。夜8時にも豆撒きがある。

コメント

  1. ご近所さんなので、こどものころ豆撒きだけには行きました。
    来年は、中に入れてもらいましょう(^^)

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  2. 私も子どもの頃、「ななとこまいり」の一か所として行きましたが、やはり中は入りませんでした。
    節分はよい機会だと思います。是非!
    ご住職さまは、絵本作家さんでもあります。

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