糯米のシトギをつくる

資料に出てくるものを読むだけでは、見えこないこともあり、
少量の糯米でで、シトギを試作してみた。
糯米を一晩うるかす。(水に浸す)
摺り鉢に米粒を入れ、摺り、ねっとりするまで練る。(「しとねる」?)

板にひろげて伸し、方形に切る。シトギ、シロモチの完成。
神前には生のまま供え、またお下がりをいただく時は、生で食べることも。
特に山の神さまは火を嫌うため、供物は火を使わないでつくるシトギが多い。
シトギを単に「団子」という地方も。アイヌでは、団子を「シト」というらしい。

試しに、焼いたもの(左)とレンジに10秒かけたもの。
糯米だけに、どちらも食感は餅。
搗いてないけれど、練っているので、粘りも出ておいしい餅になる。
今は機械製粉と餅搗きによる餅以外は食べる機会は少ないが、
糯米のはたき餅(もどき)は、少量なら自家製が可能。

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