木喰仏 その3 柏崎枇杷島十王堂

柏崎の枇杷島は枇杷島城のあったところ。
去年春先に伺った時には、地震の被害のため閉鎖されていた。
お堂をお守りされている方々のご苦労がしのばれる。
地震の被害は閻魔さまの歯が少し欠けていたり・・・。


最前列におびんずるさま。木喰さんはよく自分の姿を
あご鬚をのばしたおびんずるさまに託したといわれる。
このおびんずるさまは、裏に「文化二年 八十八才」と書かれている。
茄子のサインもあり。

十王さまたちは、スペイン襟(エリザベス1世の肖像で有名)をしていて
それがまたとても自然。木喰さんの表現は、とても独特だけれど、
当時の民衆の思いを受け取り、反映しているように思う。

木喰さんが、越後にやってきた頃には、それまであった十王堂は
火災のため焼失していた。そのため、木喰さんにお願いすることと
なったわけだが、その時に焼け残った十王像も安置されており、
枇杷島城が栄えた頃からという、このお堂の歴史を感じた。

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