越後・浅井帯刀秀政

先日、長岡の書店でみつけて入手。
自分でも聞き覚えのある地名がたくさん出てきて、
また、行事菓子の伝播を考える上でも、なかなかおもしろかった。
越後でも、長く会津藩領であった雪深い地域に、その子孫が繁栄した。

もうひとつの浅井長政末裔説(細川藩へ士官して熊本へ)の方も
検証もされていて、読み応えがある。

たまたま引き出しをひっくりかえし、別の資料を探していたら、
新潟県民俗学会誌『高志路』の218号のコピーが出てきたので見ると、
正月行事についての聞き取りの対象者の名に、「住安嘉一」の名。
浅井長政の乳飲み子を守るために一緒に越後までやってきた人物の
子孫のようだった。昭和44年の当主は、古い行事のやり方を守り、
一族も戸数が増えているようすがうかがえた。



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